Candle yos.で使用している材料のプロフィールをご紹介します。商品選びの参考に。。 |
*なお、これらは使用材料に対して一般的にいわれていることです。 |
◆米ぬか油(米油) ※米ぬかアレルギーの方は使用できません。
米の胚芽の部分から採れる油。
湿疹や皮膚炎の治療に効果のあるビタミンK、抗酸化作用のあるビタミンEやオリザノール、
保湿効果のあるステロール、スクワレン、ろう等、 多くの美肌・整肌成分を含みます。
米ぬかを使用した化粧品がとても人気が高いことからも、その効果の高さが伺えると思います。
また、オリザノールは紫外線を吸収して皮膚を保護する効果もあり、欧米では天然のサンスクリーン
オイルとしても使われています。
保存性が高く酸化安定性に優れています。
石鹸にすると・・・泡立ちも良く、きめ細かな泡を作ってくれます。
さっぱりとした洗い心地になりますが、つっぱり感は無く、
独特の保湿感とスベスベの洗い上がりになるといわれています。ツルスベ石鹸です。^^
◆太白胡麻油(白ごま油)
ゴマから採れる油。
特有成分のセサミン、セサモール、セサモリンは、強力な抗酸化作用を持ち、天然の酸化防止剤と
いわれるビタミンEも豊富。
紫外線防止効果があり、クリームや下地にも多用されます。
リノール酸が多い割に酸化安定性に優れています。
古来よりエジプトではミイラの保存、インドではアーユルヴェーダなど、また、老化防止の薬などにも
使われてきました。
ごま油特有の抗酸化物質は皮膚に吸収されやすく、エモリエント効果を有するので軟膏の基材など
にも使用されます。
石鹸にすると・・・さっぱりとしていて夏向きの石鹸や、脂性肌、にきび用肌の石鹸基材としても最適と
いわれています。
また、大きな泡が立ち、軽やかな泡の石鹸を作ってくれます。
◆パーム核油
アブラヤシ果肉の中にある核から採れる油。
石鹸には欠かせないオイルの1つで、泡立ちと洗浄力を持たせます。
ココナツ油と性質も特徴も非常に似ていて、ココナツ油に置き換える事ができます。
ココナツ油同様、肌に刺激のあるカプリン酸やカプリル酸や、パルミチン酸を含んでいるため、
全体の20%程度を限度としていますが、ココナツ油よりも刺激が少なくラウリン酸もやや多く含むため
肌にマイルドなことから、yosではココナツ油ではなく、パーム核油を使用しています。
石鹸にすると・・・泡立ちと洗浄力を出します。
◆パーム油
アブラヤシの果肉から採れる油。
主成分はオレイン酸、パルミチン酸、リノール酸などです。
石鹸作りには欠かせないオイルですが、パルミチン酸は皮脂腺の活動にあまり良く無いという報告がある
成分も含まれる為、全体の20%程度までが良いとされています。
石鹸にすると・・・硬さを出し、溶け崩れの少ない石けんにしてくれます。
◆レッドパーム油
未精製のパーム油で、成分にβカロチンが含まれている為、オレンジ色をしています。
天然のβカロチンと、天然の酸化防止剤といわれるビタミンEを豊富に含んでいます。
ホワイトパーム油には無い、「傷や荒れ肌の修復を助ける」作用があるとされています。
石鹸にすると・・・傷用だけでなくニキビや荒れ肌用、また脂性肌用の石鹸としても効果があると言われています。また、天然の着色料や酸化防止剤の役割としても使用されます。
◆ひまし油(カスターオイル)
トウゴマの種子の油。
昔から世界中で、医療用、化粧用に使われてきました。
成分が他の油脂と異なり独特です。他には無いリシノール酸が90%以上を占めています。
粘度がとても高く、水分をひきつけるのが大きな特徴です。
保湿力の高い石鹸になりますが、多く配合し過ぎると溶け崩れやすい石鹸になるので注意が必要。
全体の10%程度を限度としています。
石鹸にすると・・・泡持ちが良く、もちもちとした泡を作ってくれます。
また、大きな泡の立つ石鹸にしてくれます。
◆ホホバオイル
正確には植物オイルではなく、ホホバという砂漠に自生する常緑の灌木の種子からとれる液体蝋(ロウ)です。
人間の皮脂によく似た構造を持っているため、軽い質感で非常に肌なじみが良いオイルです。
保湿膜を作り皮膚の状態を自然に調整するのを助けます。
肌や髪を柔軟に保ち、サンスクリーン効果もあるといわれています。
ビタミンE、抗炎症性のミリスチン酸を含むので肌の炎症やニキビ肌にも適しています。
安定性が高いので酸化しにくく、防腐剤などの添加物を加えなくても長期保存が可能。
バクテリアなどの細菌に対して強い抵抗力があることも特徴のひとつです。
石鹸にすると・・・保湿感が生まれ、使用感がアップします。また、持ちのよい石鹸にしてくれます。
※抽出エキスの保存に使用するオイルは、オリーブオイル等、比較的安価な物を使用するのが一般的ですが、yosでは断トツに安定性の高いホホバオイルを採用。品質の保持に務めています。
◆モリンガオイル
モリンガ(ワサビノキ)の種子から採れる油。
生命の木とも呼ばれ、旧約聖書にも記述が残っている程古い歴史を持ち、エジプトやアーユルヴェーダなど
古代から重要なオイルとして用いられてきました。
完全食品ともいわれ、ギャバは発芽玄米の10倍、食物繊維はごぼうの5倍、β‐カロテンは人参の3倍、
ポリフェノールは赤ワインの8倍にもなります。
抗酸化力に非常に優れ、ポリフェノールの他にもビタミンE、Kなどの抗酸化物質を多く含んでいます。
他にもβカロチンやビタミン類など、様々栄養素を含んでおり、昨今、サプリメントなどでも注目を集めています。
肌への浸透性にも優れ、70%近くのオレイン酸を含み膚刺激性が少ないため、敏感肌や化粧品の原料などに
使用されています。
石鹸にすると・・・程良い泡立ちを持たせ、滑らかな洗い心地としっとりとした洗い上がりの石鹸になると
いわれています。石鹸の基材としてはオリーブオイルを上回るともいわれています。
また、非常に多くの抗酸化物質を含むため天然の酸化防止剤としての役割も。
◆シアバター
アカテツ科の双子葉植物の種子から採れる油脂。
未精製のものは独特の芳香があります。
ビタミンA・E、フェノール酸などの有効成分を多く含み、皮膚の保護効果も大変大きく、
皮膚炎や皮脂過敏症を防ぐといわれています。
また、低粘度で潤滑性、浸透性に優れているといわれています。
強い陽射しや乾燥から肌を守り、日焼けで痛んだ肌の手入れや、あかぎれ、やけど、傷の手当てだけでなく、
血行をよくする為、筋肉痛やリウマチにも効くといわれています。
乾燥肌用やリップクリームなどによく使用されます。
石鹸にすると・・・固さを出し、溶け崩れの少ない石鹸にしてくれます。また保湿力とカバー力のある、
しっとりとした使用感の石鹸になるといわれています。
◆マカダミアナッツオイル ※ナッツアレルギーの方は使用できません。
マカダミアナッツから採れる油。
20%以上含まれているパルミトレイン酸は、皮膚の細胞の再生に大きな役割を果たすもので、
人の皮膚からは、年齢を重ねるこどにどんどん減少する脂肪酸です。
傷や湿疹で痛んだ皮膚の修復効果があり、シワ防止クリームや美容液などにも配合されたりしています。
皮脂の組織に近いオイルの一つで浸透性も良く、マッサージオイルとしても使われています。
石鹸にすると・・・泡立ちはオリーブ油より良く、しっとりした使い心地で柔らかめの石鹸になるといわれています。
高価なオイルですが、マイルドで使用感の良い石鹸ができるので洗顔用石鹸や贅沢な石鹸作りに使用されます。
◆ククイナッツオイル ※ナッツアレルギーの方は使用できません。
ククイナッツの果実から採れる油。
ハワイでは昔から陽射しや潮風で傷んだ皮膚や、
切り傷・やけどの皮膚に使われたり、ベビーケアに欠かせないオイルとして重宝されてきました。
浸透性が良く、皮脂腺や汗腺の活動に支障をきたす事なく保湿膜をつくります。
肌へのスキンケア効果も他の油脂とは一線を画しており、非常に贅沢な石鹸が出来るといわれています。
石鹸にすると・・・石鹸基材としても非常に優れていますが酸化しやすい為、夏場の石鹸には不向きです。
◆ブレンド精油
アロマテラピー、サトルアロマテラビーの両方の観点から調合したオリジナル・ブレンドです。
yos オリジナルの独特な香りをお楽しみください。
※精油の忌禁事項・注意事項は各石鹸の案内に記載しております。
◆セージ
強い抗菌作用と抗酸化作用があり、古くから「万病の薬」として重宝されてきたシソ科のハーブです。
中国医学では神経系の強壮薬としても使用されています。
収れん作用、ホルモン様、消化促進の作用などがあり、更年期障害にも効果があるといわれています。
歯磨き粉や汗抑剤の原料、肉料理など幅広く使用されています。
また、セージには強い浄化作用があるとして、場を浄化したり、神聖な儀式などに古くから利用されてきました。
やる気と集中力を高めるハーブとも言われており、アロマテラピーでも利用されていますが、
強力な成分を含むため、アロマテララピーでは精油の忌禁事項もあります。
※妊娠中、授乳中、高血圧・糖尿病の薬を服用中の人は注意が必要。
※てんかんをお持ちの方は使用できません。
yosでは、オーガニック(有機栽培)で育てられたカリフォルニア産 無農薬ホワイト・セージを使用。
セージ抽出エキス、セージパウダーは、じっくりと手間をかけて手作りしています。
※抽出エキスを作成する際にアルコールを使用しています。
◆紫根(シコン)
ムラサキ科、多年草のハーブ。
抗炎症、紫根の抽出液には抗菌、炎症、抗浮腫作用、肉芽促進作用、創傷治癒作用があるといわれています。
日本では遥か古代より「ムラサキの根」は紫色の染色に用いられてきました。
乾燥肌に良いとされ、シミ、くすみ、シワ、たるみなどを防止することから、近年、アンチエイジングとして
注目されているアイテムです。
紫根から抽出したエキスを入れると紫色の石鹸になるため、天然の着色材としても使用します。
yosでは、コスメティックグレードの紫根を使用しております。
※抽出エキスを作成する際にアルコールを使用しています。